subbustoonの日記

上腕骨骨幹部骨折したこと書いてます

骨折 9日目

あーダルい

こころなしか朝は浮腫が少しだけどへっている。

 

寝転がっていてもだるい。

立っていても腕がさがってるので余計に血たちがさがっていってダルい。そして痛くなってくる。打撲のような痛み。血が詰まっているような。

肘曲げてグーパーグーパーすると少しは紛れる。

夜になるとやっぱり浮腫むー。

腕全体動かしたくても肘から上が

“うおぅーっ、あーうぁぁぁー”だ。

あー怖い怖い。ダルい痛いー。

風呂もパス。

骨折 8日目

むくんでいる。

手の甲がバンバンに膨らんでいる。

指先も少し浮腫んできている。

 

腕を見てみた。

傷口はテープが貼ってあって見えない。

肘うらにアオタンがある。

そこから手首に向かってアオタンがてんてんてんとまだらに。

押してみたけどやっぱり痛くはない。

とにかくだるい。指先のほうまで。

 

じっとしていてもダルいから、軽くうどんを作ったら。左手オンリー。まぁ、できる。えのきも左手でさく。豆腐も左手にバターナイフでさく。

 

左手ずいぶんできるものでした。

左ではしはむりだったので、フォーク。

へんなの。

 

 

骨折 7日目

参観日。

今日はお姉さん小学校最後の参観日。
“来なくていい” と。お年頃らしくお断りされる。
でも、最後だし行くし。昨日の今日だし無理せず。それにちゃんと看護師さんに聞いてきたし!

“明日からって三角巾とかってなし?つるさないででかけてても大丈夫?”
“そうですね。気になるようでしたらしてもらって大丈夫ですよ。その方が安定しますし。下の売店にも売ってますよ。”

ので、買ってきた。
ただやり方聞くのは忘れてしまったのでyoutubeみながらやりました。

学校までがこんな長いとは。
吊ってるのでいくらかましだけど、まだパンパンで、ダルおも。さらに油断して脇を広げようものならおそろしいほどのピキーンそしてぐわ~んという痛みが。
慎重に歩く。

門近くで後方に友人が。

“どうした(笑)?身体傾いてるよ~”

呑気に笑っている。そう、姉のママ友らには話していなかったのだ。バタバタすぎて。

“いやー実はさぁーー手術してーー昨日退院したんだよー”
“えっ!ホント?大丈夫?
もう、右肩下がってるし、挙動不審だったよ〰️”

下がっていたらしい。変だったらしい。
普通に歩いてるつもりだったけど。

そうなのだ。ママたちはしらないし、三角巾していてもその上からブルゾンを羽織っていたためあまり気付かれなかった。なので、下駄箱であったママには、右横から挨拶の突進。

“ひっさしぶり~”

とぶつかられ

“ギャーわわわわわ”

なのだった。大袈裟にめだたないように、と隠していたのが失敗。こういうときはしっかり気づかれなくては危険だと悟った。それからは壁沿いに右端を歩き友だちが左側に並んでくれてカバーしてもらった。

先生も娘が話していたようで気遣ってもらいゆっくり観覧させて貰った。でもやっぱり45分+α座っているのもきつかった。重い、だるい。だるい、だるい。姿勢がきつい。きつい、きつい、きつい、ぼーっとする。やはりまだまだ無理だ。まぁ、昨日の退院したばっかりだしな、と少し早めに退席させてもらった。

帰宅後は服脱ぐのと格闘して、すぐさまソファに埋もれていた。娘が帰宅後

“ママどうしたの?って聞かれたから適当に答えといたよー”

“あっ、そ、え、適当???えっ”

あー、こうして噂がひろがっていくんだな、間違った感じで、あーあ。

夕御飯も作りおき様々でした。

昨日頭洗ったので今日はどうしよっかなー。スーバーの袋を切ってテープで巻いて は、1人じゃできないので旦那さん帰ったらお願いしようと考えているうちに寝てしまった。まっ、いっか。つかれたし。

って、寝れない。朝まで。2、3時間したらまた目が覚めるという。こんなに寝返りうてないことがきついだなんて。おまけにむくみもはげしくなったきた。

手の甲がはち切れんばかりになっている。ダルおも。ダルい、重い。こんなに浮腫むんだ。腕もアオタンが。ここも痛重いーーー。

骨折 6日目+

着 自宅。

家に帰ると。義母がお出迎え。
留守中、家事、食事、子供らの世話など急なのに来てくれてやってくれていた。ありがたい。

さらに、ありがたいことに暫くのおかずを作ってくれていた。きんぴらやら、炒り煮やらチャーシューもどきやなますや色々。4~5日は副菜のローテーションになる。ありがたい〰️。

とにかく、作りおきして世間話ししてサクッと帰って行かれた。

ふぅと一息ついて洗濯物や買ったものを片付けしていると子供が帰ってきた。
照れ臭い……の?

“おぅ、お帰り” 
“あっ、ただいま~”

感動もなにもない。まぁ、一週間だし。いつもと変わらずのお姉さん。もっと飛びついて色々聞かれるかと思いきや、何もない。あら?。変わらない。因みに弟くんは学童の為、まだ帰ってこない。

何もやれないのでソファーに座りうでを見てみる。

腫れている。ちょっと熱持ってるな。あーダルい。
しかし、ギブスするのかと思ったけどしないでいいんだー。三角巾さえないもんなー。どうやら、どんどん動かせってことらしい。ギプスして固まってると、ギプスとれたときなかなか動かなくて大変だと、聞いた。でもまだ、動かせないなー。

夜ご飯は皆が協力してくれたので、座って待ってるだけだった。けどやっぱり申し訳ない気もして、何かやらなきゃと思ってしまった。何もまだ、できないけど。

お風呂はまだ入れない。抜糸してからなので、湯船は2週間後か。って、入院するときにシャワーして以来だから、もう頭がベトベトベトベト……。寝てた枕の形がしっかり…。一応少しぐらいは濡れても大丈夫らしいけど、傷口からバイ菌入ったりしたらえらいことになるから気をつけて!といわれてるので、慎重に。

ラップして、スーパーの袋被せて、半身の姿勢で、いざシャワー。やっぱり気持ちいい!さっぱりすっきり。

ベッドかまた、大変。左側からあがったり降りたりだけど、ふっと、踏ん張れないのでゆっーくりごろーんと転がりたちあがる。たちあがる時、きをつけてても多少なりともバランスをとる時右側に力が入るらしく激痛がぁ。それに高さも比較的低く、また、力入っちゃう様で激痛。だから、そーっと転がり左だけ添えるかんじでようやくベッドから脱出できた。

あーあー、病院のベッドは高さも角度もボタンひとつで動いて良かったなー。

さぁ、明日はお姉さんの学校最後の参観日だ!行けるのか?

骨折 6日目

退院

朝。
熱もなく、食欲もあり右腕以外は異常なし。
そう、右腕はというと、手の甲が浮腫んで痛だるい。朝からグーパーグーパーやる。

今日は傷口の消毒をしてもらって何も問題なければ退院だ。同室のおばさんが、

“もう退院しちゃうのね”

と、ボソボソ言っている。まぁ1ヶ月もいれば帰りたいだろうな~と思う。入院も病気と怪我では全然違うな~と。こっちは手術して問題なけりゃあ退院。なんなら手術翌日でもいいらしい。怪我の場所によっては。あたしは考えられなかったけど。その点病気はそういうわけにはいかない。手術しても経過であったり通常を取り戻せるまでの回復だったり、やたら長くかかる。
 そりゃぁ 陰 になるわ。

朝食も済み、担当医が来て消毒をする。
この時初めて傷口を見た。
肩から腕に向かって9センチほど蛇行しながら切ってあった。血のかたまりも所々。そして、肘内側の上3センチのところから2箇所1センチと間があって2センチくらいの傷が。
先生が

“うん、綺麗になってるね”

と。私は怖いもの見たさで見る。

“うわー、こんな風になってるんだ~(肩の辺り指して)”
“そう、ここから入れてあって、上のところ止めて、この肘のここね、ここでも止めてあるから”
“ほぅー。”

すると、先生消毒しながら衝撃的なことを。

“頭痛くない?”
“?”
“手術はね、座ってやったんだよ。で、倒れないようにヘルメットみたいなの被ってもらってそれで支えてね。まぁ痛くはないか、頭。はい、終わり。退院していいですよ~。薬と次回の予約用意しときますね~。”

“あ、ありがとうございました。”

そんなー。初めて聞いた。そんなやり方があるなんて。てか座っていたなんて。それにヘルメットらしきもの被ってたなんてーー!。びっくりした!!!
たしかに。上腕の骨のなかに真っ直ぐ入れるから座ってた方が入れやすいな…。あー、びっくりした。

10時になり会計の手続きが整って薬と次回予約表をもらい帰る準備をした。

腕が動かないので、パジャマでなく手術着のようなのを着ていた。着替えたいけど一人じゃ脱げない。持参してきた服は普通のダボダボTシャツと、ジッパーのパーカー。これもどうやって着るのやら。ちょっとでも触れるとまだ痛いし。看護師さんに手伝ってもらう。

“こうやるといいよー、まず、着るときは右から通してそお、ここまで。でかぶる。脱ぐときは左から脱いで右ね。”

“ほんとだ なるほどねー”

単純だ。
普段気にせず着脱してるからついつい何気なく腕通そうとすれば、凄い衝撃。危ない危ない。

家から迎えが来て担当看護師さんに見送られながらエレベーターに乗って下までおりた。

カードで支払いとりあえず ホッ。
長いようで早かったこの一週間弱。
なかなか濃かった。

とりあえず、そーっと車に乗り込み衣料品量販店へ。
服がないのだ、着れる服が。首回り、袖口が広く肩まわりが大きくないと、ダボダボTシャツじゃなきゃ着られない。少しとて肩をあげられない。いつもぶかぶか着てますが、更に更にのLLとXLのTシャツ購入。一安心。

とりあえず家に帰ろう。

骨折 7日目+

参観日からの制服注文

そう、娘さんこの先、卒業式と入学式が控えている。の為、制服を作らなくては!少しでも安く!安く!少しでも!
今週までに、友達3人集まれば早割+仲間割となる。更に、制服注文すれば卒業式の制服無料レンタル。デザインは早い者勝ち!

行ってきた。痛くても、ダルくても。

考えることは皆一緒。空いてる平日夕方、子供と一緒に行ける参観日後のこのお時間。すでに行列が。ゲンナリ

やっと回ってきた順番。
が、保護者が書かなくてはならないとこが多々あり、全く書けない、ペンすら持てないわたくし、役立たず。そこは旦那さん出番です。
で、わたくし、卒業式用の制服選びに口出すことに決めた!大迷惑でしょう。

夢中で見てるときは、ダルさも半減している。でも、建物内の温度でボーっとなり、次第に痛み止がきれるてきて、急に病人になったわたくし。ただただ帰りたくなり、ド迷惑な人となった。


なんて事がありながら家に帰ったのであった。

骨折 5日目

朝がきた。

“おはようございま~す。熱計りますね~”

入院して4日目だ。

リクライニングベッドのおかげで、少し頭を上げた体勢にして横になれ、寝ころぶのも起き上がるのも気合いいれなくて済むのでありがたい。そして、寝れた。夜中、同室のおばさんやお婆さんがトイレの為看護師さんを呼ぶので、何度か目が覚める。痛みがあってもほぼすぐ寝ちゃったが、朝方(多分)目が覚めた時は寝れなかった。不思議なもので、ズキンズキンがどんどんどんどん大きくなる。で、さんざん迷った末ナースコールした。

“痛み止、もらえます?”
“大丈夫ですよ。今お持ちしますね。”

ペットボトルのふたを開けてもらい飲む。ちょっとしたらズキンズキンがボワーとしてきて効いてきたのか、眠っていた。

朝食を食べ、ベッドまわりの清掃、パジャマやタオルの補充。今朝もパジャマ(腕を通せないので幅広の作務衣の上みたいなやつ、手術行くとききたやつ)の肩口の辺り、血がついたようで、補充のおばさんが着替えを手伝ってくれた。

先生が来て
“明日一応退院で、その前に消毒しますね”
と言われた。

リハビリ。ベッドでグーパー。そのあと階段ありの院内散歩。

昼食。
暇で、手術室の階の待合室に自販機がある!と聞いたので、そこへ水を買いに行く。義母がお見舞いに。ここぞとばかりに、昨日落とした充電器を拾ってもらいとりあえず安心した。更に、ペットボトルのふたを開けてもらう。1本じゃ不安で3本開けてもらった。ばっちりだ。子供等の様子を聞く。そして、たいして洗濯物はなかったが、“持っていくから”と言われ入院初日のパンツと靴下を渡し、さよなら。

夕食。
する事なく。ボケーとテレビ見る。
ふと。
同部屋の患者さん太ももに腫瘍があり歩けない方や皮膚が壊死していて、身体の別の部分から皮膚を移植して痛いー痛いーと言ってたりする。それに比べ、自分は至って元気だ。病気じゃなくけがだから。骨を真っ直ぐにしてもらい、あとはくっつくのを待つだけなんだから。
この時、 早く帰りたい と思った。

腕はだるく、手の甲も腫れていた。

消灯。寝よ。明日は退院だ!