subbustoonの日記

上腕骨骨幹部骨折したこと書いてます

骨折 5日目

朝がきた。

“おはようございま~す。熱計りますね~”

入院して4日目だ。

リクライニングベッドのおかげで、少し頭を上げた体勢にして横になれ、寝ころぶのも起き上がるのも気合いいれなくて済むのでありがたい。そして、寝れた。夜中、同室のおばさんやお婆さんがトイレの為看護師さんを呼ぶので、何度か目が覚める。痛みがあってもほぼすぐ寝ちゃったが、朝方(多分)目が覚めた時は寝れなかった。不思議なもので、ズキンズキンがどんどんどんどん大きくなる。で、さんざん迷った末ナースコールした。

“痛み止、もらえます?”
“大丈夫ですよ。今お持ちしますね。”

ペットボトルのふたを開けてもらい飲む。ちょっとしたらズキンズキンがボワーとしてきて効いてきたのか、眠っていた。

朝食を食べ、ベッドまわりの清掃、パジャマやタオルの補充。今朝もパジャマ(腕を通せないので幅広の作務衣の上みたいなやつ、手術行くとききたやつ)の肩口の辺り、血がついたようで、補充のおばさんが着替えを手伝ってくれた。

先生が来て
“明日一応退院で、その前に消毒しますね”
と言われた。

リハビリ。ベッドでグーパー。そのあと階段ありの院内散歩。

昼食。
暇で、手術室の階の待合室に自販機がある!と聞いたので、そこへ水を買いに行く。義母がお見舞いに。ここぞとばかりに、昨日落とした充電器を拾ってもらいとりあえず安心した。更に、ペットボトルのふたを開けてもらう。1本じゃ不安で3本開けてもらった。ばっちりだ。子供等の様子を聞く。そして、たいして洗濯物はなかったが、“持っていくから”と言われ入院初日のパンツと靴下を渡し、さよなら。

夕食。
する事なく。ボケーとテレビ見る。
ふと。
同部屋の患者さん太ももに腫瘍があり歩けない方や皮膚が壊死していて、身体の別の部分から皮膚を移植して痛いー痛いーと言ってたりする。それに比べ、自分は至って元気だ。病気じゃなくけがだから。骨を真っ直ぐにしてもらい、あとはくっつくのを待つだけなんだから。
この時、 早く帰りたい と思った。

腕はだるく、手の甲も腫れていた。

消灯。寝よ。明日は退院だ!