subbustoonの日記

上腕骨骨幹部骨折したこと書いてます

骨折 当日+

そこからはばたばただった。

“気持ち悪くない?”“熱でてきたかんじは?”
“ない。”
“じゃ、折れてはないね。折れると気持ち悪くなるから”

そんな会話をする。
その間トレーナーは近くの整形外科を探し予約。
友はロッカーから私服の入ったバッグを。
じゃ、行きましょう。てなかんじで、汗たっぷりかいて若干冷え始めたシャツとジャージのまま2、3分程行ったところにある整形外科へ向かう。

右腕は支えないと外れてしまいそうな感覚だった。
指は動いた。感覚もある。少し痺れているような気がするくらい。たまにムニュムニュしている。腕は揺れるだけでも痛い。そっと包むように支えるくらいで精一杯。歩くのもたいへんだった。腕が振れないからちっとも進めない。2、3分なのに10分くらいかかったんじゃないか。

“では、レントゲンとるよ、曲げれる?腕置ける?”
“曲げれない、置けない”
“そうか、じゃ、そのままいくよ。”

“これはね、投球骨折だね。でもどうやって?”
“あー、こうして、あーして、こーなって”
“あー、なるほどね、⚪⚪病院紹介するから明日行って”
“はい”

もしかしての骨折。まさかの大きい病院。
肘を曲げられず三角巾で吊るせなかったので、石膏みたいので型にはめ、何か流し込み、真っ直ぐ伸ばした状態でお会計。勿論、保険証など持ち歩いてないし、お金も1000円くらいしか持ってない。20,990円友よ、立替ありがとう。薬670円かろうじてもっていた。

チャリで来ていたので、荷物とチャリンコも持って友はわが家までつき合ってくれた。徒歩20分位のところ1時間以上かかってしまったのに一緒してくれた。更に着替えれない自分の服やらスパッツやら脱がせニュージャージに履かせて頂いた。はーぁ、ありがとう。

本格的な処置は明日の病院から。
この日リビングのソファーから動けず。立っていても手の血がとまりそうでだるく、ソファーでは横に座り右腕だけたらしたままま座るしかなかった。横に寝転がるなんてとんでもない!!痛すぎてホントに動けない。右腕を真っ直ぐのばしきったままひたすら夜が明けるのを待つだけだった。早く明日になれ。病院行って楽になりたい。あー、明日になれー。でも疲れていたのだろう、うとうとはできた。うとうとだけは。