subbustoonの日記

上腕骨骨幹部骨折したこと書いてます

骨折 3日目+

いざ、そして。

“おなまえは?”
“◯◯です。”
”これからする手術はどちらの腕ですか?”
“右”
“はい、では行きましょう”

扉というか隔てていたのがスーッと開き、オペ室の3人に連れられオペ室に入った。なんと、中にはさらに6、7室?もっとだったかオペ室があった。眼鏡を病室に置いてきたので確かな数は定かでないけど。そして、5とかいてある室内に案内された。

またしても扉みたいなのがスーッと開くと低めのベッドとその周りには10人くらいかなー、いた。
ホントに眼鏡があればもっと見たんだけど、0.02とかの視力なため、30センチ先はすでにほぼ、ボヤボヤとしか見えない。それにオペ室ってだけでも圧倒されていた。

言われるがまま、ベッドに。

“じゃ、ゆっくりこっち向いて横になろうかー。”
“ひー、痛、痛、ふーっはっぎゃーー”

折れてる腕を上にしてベッドに横向きになんて出来るわけなく、途中から先生や若者の助手?達が支えてくれて、なんとか横になれた。“痛いんだからこっちにするんだよ、そう!こうしなきゃ、そう。◯◯さん、もうそのままで大丈夫だよ~。”など若手に指示をしてる先生をよく見るとさっきの麻酔について説明に来てくれてた麻酔科の先生だった。何か、雰囲気が違った。医師って感じだ。若者にも激しめの口調で指示して。おーっ先生恐っ。けど、私にはと言うか患者にはとてもソフトな口調で痛みわかってるよ、ってかんじで接してくれた。何度もやってるからわかってるのかな~。

“まず、ブロック注射するね。指先まで冷たいのが入ってく感じだよ。もし、指痺れたらすぐ言ってねー。止めなきゃいけないから。で、この辺、首の横の方ねー、ここらから入れるけどちょっとチクってするからねー。”

と、また若手に“違うだろ、そう、そう。”と言いながら何度か首から肩のあたりを探りながら“ここだな、よし、よしここでいこう、いくよー”と慎重に始まった。”あー、確かにチクって、あー、何か冷た、あー、凄、指にきたー”その間、先生は少しずつ流し“大丈夫?痺れてない?”と確認しながら進めた。指の方にきた時指先がボワーッとなったのでそれは言ったけど“ここは痺れる?ない?大丈夫だ”と、やめることなく終わった。打った後と前の違いはボワッとするくらい。まぁ緊張してるし、よくわからない。この間も、若手が私の身体を支えてくれていた。で、そのままゆっくり仰向けになり酸素マスクをあてられ

“はい、じゃあね、ゆっくり眠くなりますからね。ゆーっくり呼吸してゆっくり”

それから2、3回呼吸したのを最後に眠ってしまったようだ。記憶がない。


次目を覚ましたときは、もう病室のベッド。誰かに
“手術終わりましたよー。旦那さん先ほど帰られましたよー。”と言われたのは覚えている。そして、また、眠ってしまった。ガサガサっという物音と、抗生剤を替えているのかそんな人の気配で目が覚めた。辺りは暗かった。今度は腕がジンジンとして痛みがあった。静かで夜かな。足にはマッサージみたいなのが付けられていた。確かエコノミー症候群にならないよう血栓が詰まらないようにつけます。と言われたな。感覚が戻ってきたのか、薬がきれたのか。とりあえず、眠ろうとしたが、痛くて寝れなくなった。点滴か何か替えていた看護師さんが

“どうですか?”
“痛いです。痛み止欲しいです”

点滴だかと一緒に入れてくれたのは直ぐに効いてくる。楽になる。そして、また眠った。次気づいたのはまだ、夜中っぽい。目が覚めるたび痛みがくる。看護師さんに

“すみません、また痛み止いれてもらえますか?”
“あ、今日の分終わってるな、ちょっと確認してきますね”

“じゃ、この痛み止飲んでください”

もう、水飲んでもいいみたいだ。気づけべ仰向けで普通に寝ていたので、起き上がるのかー なんて思ったら、看護師さんすかさずリクライニング起こしてくれて、ペットボトル渡してくれました。飲む痛み止(ロキソニン)は30分ぐらいで効いてくるらしく、飲んでリクライニングごと横になり、ゆっくりまた眠った。